※この記事は「2023年1月」の事実の基づいて執筆したものです。
こんにちわ、イスといいます。
34歳の時に10年以上続けた会社員をやめて、貯金80万でフリーランスになりました。
この記事では、フリーランスになってから1年が経過した今の僕の状況をお伝えしつつ、フリーランスを目指す人の背中が押せればと考えています。
文字数4,500文字、5分あれば読めます。雑誌の立ち読み感覚でどうぞ。
さて、本記事を読む前に、僕が脱サラを決めてからフリーランスになり月収20万円を稼げるようになるまでのストーリーが第1章であるので、下の記事を先に読んでいただくと本記事との繋がりが良くわかると思います。
34歳でフリーランス。会社を辞めて月収3万→20万円を達成するまでにしてきたこと〜第1章〜
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「フリーランス1年目の結果だけ知りたい」という方は、このまま読み進めてももちろん大丈夫ですよ。
それでは、どうぞ。
月収20万円を達成してからの話
先に本記事の「核」となる部分から話します。
月収20万円を達成したのは、フリーランスになってから6ヶ月目でした。
しかし、そこから月収は上がっておらず逆に下がっています。どのくらいかと言われると、大体月収10万円前後でしょうか。
毎月およそ10万円程度を稼ぎつつ、のんびりと田舎で暮らしているのが現状です。
仕事に対するストレスはほぼ0でして、逆にやりたいことが多すぎて手が回らない状況になっている感じなので、毎日充実しています。
お金は生きていくうえで大切なので、たくさん稼げれば良いにこしたことはないですが、今は自分のやりたい仕事を優先して動いています。
ところで、そのお金を稼いでいる本業の方はどうなの?と気になる人もいると思いますので、こちらについてお話しします。
現在の本業の話
僕の本業は、現在Webライターがメインです。
この仕事がいくつかある仕事のうちの、5〜6割くらいを占めています。
Webメディアに掲載する記事やコラムなどを執筆してお金をいただくわけですが、フリーランスになって1年経過した今ももちろん続けていますよ。
…ですが、変わった事もあります。いや「変えた」と言ったほうが正しいかもしれません。
というのも、現在はこのWebライターの仕事をセーブしていて、月の半分以上は稼働しないようにしています。
そのため、月収が下がっています。
これにはいくつか理由があるので、もう少し詳しく話します。
必要最低限を稼ぐだけでいい
Webライターの仕事は、記事を書けばその見返りとして報酬(給料)がいただけます。
つまり、自分が頑張って大量に記事を書けば、その分多く報酬がもらえるわけです。
しかし、この働き方をしてしまうと、きっと僕は「会社員の時と同じで疲れてしまうかも。身を粉にして働いて得られるのはお金だけかもしれない」と思い、無理して働くことをやめました。
フリーランス1年目なんだから、どんどん仕事をとって実績をつけたほうがいい、と考える事もよくありましたが、その気持ちを行動に移すことはありませんでした。
なぜなら、必要最低限稼げていれば今の生活に不自由はないからです。
良い車に乗って、良い家に住んで、好きな服や靴を買えれば、楽しく生活ができるかもしれません。
しかし、僕自身物欲がほとんどなく、消費するより創造することの楽しさを知ったため、お金は最低限あれば良いという考えになりました。
つまり、僕が生きていくうえで10万円あれば不自由なく生活ができるので、これ以上本業のWebライターで稼ぐ必要がなく「10万円以上は稼がない」と決めたのです。
これが月収が下がっている理由の1つですね。
本当に好きなことをやりたい
僕はお金が好きですし、もちろん無いよりあったほうがいいです。
でも、お金よりも自分が好きなことをやっている時間のほうが、お金を上回るくらい大切で楽しいんです。
この後にも話しますが、僕はWebライター以外にやっていることがいくつかあります。
それは、ブログ運営、コンテンツ制作、インスタ運用などです。
こうした「創造」に自分の人生の時間を費やすのがとても楽しくて、好きなことにかける時間を他に割きたくないんです。
もし仮に、40万円や50万円を稼ごうとすると、日々の執筆業務で疲労が溜まり、今の仕事が嫌いになってしまう可能性も考えられます。
こうなってしまっては本末転倒なので、最低限の生活費が稼げればOKということです。
これが月収が下がったもうひとつの要因というわけです。
ブログの話
さて、本当にやりたいことのひとつに出てきたブログの話です。
ブログは僕がフリーランスになる前からスタートした副業ですが、会社を辞める時には、小学生のお小遣い程度の稼ぎしかありませんでした。
僕が本当にやりたいこと、それは「ブログ収入で生活」これが今の夢です。
とはいえ、ブログの収入だけで生活するというのは、かなりハードな選択といえます。
なぜなら、ブログで一時的にお金を稼げる人は多いですが、多くの人が継続できていないからです。
SNSでもよく見かけますが、一発ドカンと大きな花火を打ち上げることができても、ずっとブログ収入だけで生活を続けられる人は本当に少ない印象です。
なので、僕は今でもコツコツと少しずつ収入を増やすことに重きを置いていて、いつまでも廃れないコンテンツの制作に励んでいます。
そして、気になる現在の僕のブログ収入ですが月1〜5万円程度です。
振れ幅が大きいのは、月によって収益が変動するからです。
それでも、ブログを始めたころに比べたら成果発生しない月がなくなっただけでも成長できたなと思います。
Webライターの収入にプラスでブログ収入があることが、結構支えというかモチベーションを保つ一因になってるので、素直に助かりますね。
サーバー代やツール代を差し引いてもプラスに転じているので、このまま継続してブログを成長させて、10万円以上は安定して稼げるようになりたいと思います。
お金の話
みんな大好きお金の話。
リアルで話すと生々しすぎて引きますけど、ネット上なら面と向かって話すわけじゃないので全部伝ますね。
ちゃんと伝えたほうが、これからフリーランスを目指す人に勇気を与えられると思うので。
まず貯金ですが、サラリーマンを辞めた時には80万円ありましたが、今現在の貯金は120万円くらいです。
35歳で貯金120万円ってのは一般的に見たらたぶんめちゃ少ないと思います。たったそれだけで不安にならないの?と考える人もいるでしょう。
とはいえ、今の僕には下のような違いがあります。
昔:好きでもない仕事とストレスに耐えて稼ぐお金
今:好きなことで自分で仕事を回して稼ぐお金
この2つには大きな違いがありますよね。
収入が少なくて貯金できるスピードが遅くても、心の幸福度が段違いなんです。
「金銭的FIREはできていないが、精神的FIREはできているような状態」といえば、なんとなくイメージがつくでしょうか。
といっても、将来FIREするつもりはないので、毎月少し余裕があるくらいお金が稼げるように引き続き頑張っていきたいと思います。
目標は高く持ち、仕事は全力で頑張ります。
今後の話
今後どのようにフリーランス2年目を動いていくのか考えていましたが、下記のように行動していく予定です。
- 貯金の目標は立てず今より増やす
- 苦手な作業はお手伝いさんを雇う
- 自分の成長に繋がらないお金は使わない
貯金の目標は立てず今より増やす
貯金額の目標を決めると無理して節約して買いたいものも買えない生活になりそうなので、これは精神衛生上良くないため貯金の目標はたてません。
「今よりも増やす」という目標だけあればマイナスになることはないので、この意識を持ってコツコツと増やしていければと考えています。
また、つみたてNISAを1年以上前から始めているので、これ以外の株も勉強しつつ投資で収入を増やしていければいいな、という感じです。
苦手な作業はお手伝いさんを雇う
やりたいことがありすぎて、手が回らないため外注さんを雇用します。
フリーランス1年目の時に経験として外注費用を支払い何度か作業をお手伝いしてもらったことがあったのですが、本当に助かったのでお金を使う価値有りと判断しました。
また、僕の持論ですが、お金がないからこそ効率よくお金を使って、次のお金に繋げていくのが大事だと考えています。
時間は有限なので、全部ひとりでやるよりも任せられることは人に任せて自分のやるべきことに集中します。
自分の成長に繋がらないお金は使わない
たとえば、飲み会や洋服を買うなどは僕にとってただの浪費です。
ストレス発散のためにだけ使うようなお金は、今後も極力使わないようにします。
また、ブログを始めてから読書が趣味になったので、こうした自分自身の成長に繋がるお金の使い方をしていきます。
これ読んどけ!的な、おすすめ書籍あればぜひ教えてください。
フリーランスを目指す人に伝えたい話
いつか脱サラを目指している人、フリーランスで自分の夢を叶えたい人に向けてお話しします。
まずは一歩行動を起こしてみてください。
なんでもいいです。自分が目指す将来に向けた行動です。
資格の本を買う、独立の仕方をググる、フリーランスの友人に話を聞いてみる。
こうした行動の繰り返しが、あなたの夢を叶える一歩になります。
行動した分だけあなたの知識や財産となり、その行動量が多いほど安心してフリーランスとしてのスタートを切れます。
できる準備はしておいたほうが後で困ることも少なくなるので、動ける時に動いておきましょう。
悩んでいる時間が長くなればなるほど、成長できる時間は短くなります。
あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。
フリーランス一年目は何とか少しの貯金もできつつ、好きなことをしながらお金を稼ぐことができました。
僕が一年目のフリーランス生活で大切だと思ったのは「行動すること」これに尽きます。
自分の目指す道があるなら、その目標に向かって、よそ見をせずに進んでみましょう。
するといつか不安が自信に変わる時がくると思います。
一人暮らしの社会人でも、家族を持つパパママでも、底辺サラリーマンでも24時間は平等にあります。
あとは「どれだけ将来の自分に時間を使えるか」ですので、休みたくなる時や友人と遊びたくなる時もあると思いますが、少し我慢して取り組んでみてください。
行動を起こせば、未来は変えられます。
それでは、本記事はこれで終わります。
フリーランスを目指す方の背中を少しでも押すことができたら幸いです。
最後に
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
第一章でも紹介させていただきましたが、フリーランスを目指している人は、こちらの副業ラボへぜひ相談してみてください。
あなたの新しい人生の第一歩を踏み出すための大きな力を貸してくれるはずです。
第三章はこちら
ノンフィクションのフリーランス物語第3章はこちらから読めます。
フリーランス2年目の現状を告白。ノンフィクション〜第3章〜
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