本記事では、このような疑問についてお答えします。
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本記事の内容
- アフィリエイトがオワコンと言われる理由
- アフィリエイトは「まだ」オワコンでは無い理由
- オワコンと言われるアフィリエイトでこの先稼ぐためのポイント
先日僕は以下のようにツイートしました。
「ブログはよくオワコンと言われるけど」って言われているけど、いまだにどこで言われているのか一度も聞いたことがありません。事実かどうか調べるには自分で始めてみるのが1番ですので、迷われている方はスタートしてみてください😌
— イスさん | ブログ×note (@istblog1) January 7, 2022
「ブログはよくオワコンと言われるけど」って言われているけど、いまだにどこで言われているのか一度も聞いたことがありません。事実かどうか調べるには自分で始めてみるのが1番ですので、迷われている方はスタートしてみてください😌
結論からお伝えすると、アフィリエイトはオワコンではなく「稼ぐ難易度があがっている」という言い方が正しいです。
アフィリエイトを始めて稼ごうと思ったけど、オワコンと聞いて躊躇している人は本記事を読むと悩みを解決できます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
前提:今までのアフィリエイトがイージーだった話
実は数年前までアフィリエイトは「ブラックハットSEO」と呼ばれるグレーな手法で稼ぎ放題でした。
- 被リンクの大量獲得
- コピーコンテンツ
- 隠しテキスト
初心者の人には少し難しい言葉が並びましたが、上記で紹介したグレー(ほぼブラック)な手法で検索順位を操作し、検索上位に記事を表示させアフィリエイトを成約させていました。
SEOとは?
SEOとは「検索エンジン最適化」とも呼ばれる、Googleからの自然検索によるウェブサイトへの流入を増やすための施策・対策のこと。わかりやすく説明すると「Googleで検索された時にサイトを上位に表示させるための方法」とも言えます。
つまり昔は、現代のアフィリエイトよりも遥かに簡単に稼ぐことができたのです。
アフィリエイトがオワコンと呼ばれる大きな要因のひとつに「今までのアフィリエイトがイージーだった」という前提があることを覚えておきましょう。
では、今もなおオワコンと言われる理由について解説していきます。
アフィリエイトがオワコンと言われる理由4つ
アフィリエイトがオワコンと言われるおもな理由は、以下の4つです。
- SEO戦略が難しくなっている
- 新規で始める人が増えている
- 大手企業が参入している
- Googleのアルゴリズムが変化している
①:SEO戦略が難しくなっている
前提でもお伝えしたように以前は「ブラックハットSEO」のように、比較的簡単にアフィリエイトで収益をあげることができました。
しかし、現在ではブラックハットSEOは、Googleのシステムによって悪質と判断されるようになったため通用しなくなりました。
つまり正しいSEO対策で戦えるようになったわけですが、SEO施策は初心者にとって簡単なことではありません。
なぜなら年々SEO対策が難しくなっており、常に最新情報にアンテナを張っていないと戦うことができないほど厳しくなっているのが現状だからです。
そのため、初心者の人が参入しても中々アフィリエイトで稼ぐことができず、結果としてオワコンと言われてしまうことがあります。
②:新規で始める人が増えている
アフィリエイトの新規参入者は年々増加しています。
上記のデータはアフィリエイトASPのA8.netのからの引用データですが、登録パートナー(黄色線)の数字が年々伸びていることがわかります。
新規参入者が増えることは、競合が増えることを意味しますので稼ぎにくくなる事実は否めません。
こうしたデータからも、アフィリエイトがオワコンだと言われる原因が読み取れます。
③:大手企業が参入している
アフィリエイトは個人だけでなく、大手企業も参入している事業でもあります。
株式会社マイベストは、企業としてアフィリエイトを行なっており、「ランキングサイトと言えばマイベスト」と呼ばれるほど人気のサイトです。
大手企業は個人に比べたら予算も豊富ですし、社員も大勢いますので正直なところ個人が戦いを挑んでも勝ち目は薄いです。
大手企業の参入によって、以前よりアフィリエイトが稼ぎにくくなってしまったのは事実であり、この状況を見てオワコンと言う人もいます。
④:Googleのアルゴリズムが変化している
Googleは検索エンジンのアップデートを年単位で行なっています。
たとえば、2017年12月には医療や健康に関するアップデートが行われ、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)が認められないWebサイトの検索順位が大きく下落しました。
この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。
健康アップデートをわかりやすく説明
とくに資格や権威も持たない個人が、ダイエットやサプリメントなどの情報をブログに書いても、その記事は信頼性に欠けるため上位表示しませんよ。というアップデートです。
アフィリエイトで稼ぐには多くの読者を獲得し、たくさんの人に記事を読んでもらう必要があります。
そのためには検索順位を上位に維持する必要がありますが、上記のように度々のGoogleアップデートにより、アルゴリズムに変動が起き検索順位が変わることがしばしばあります。
すると、記事の順位が下がり読者の数も減ることに比例して売上が減少してしまい、結果としてアフィリエイトで稼げなくなってしまうので、オワコンと言われることがあります。
しかし、Googleアルゴリズムのアップデートは避けられない事象ですので、アフィリエイトを始めたらその都度対策を行わないといけません。
と、ここまでアフィリエイトがオワコンと言われる理由を紹介してきましたが、僕自身はまだまだオワコンではないと考えています。
その理由をいくつか解説していきますね。
アフィリエイトは「まだ」オワコンではない理由3つ
次に、アフィリエイトは「まだ」オワコンではない理由もお伝えします。
- アフィリエイトで稼げている人は多い
- アフィリエイト市場は拡大している
- ニッチなジャンルは個人が強い
- サードパーティのクッキー問題が解決した
①:アフィリエイトで稼げている人は多い
実は、オワコンと言われているアフィリエイトで稼げている人はまだまだ多くいます。
アフィリエイトASPのA8.netが掲載している、2021年12月の個人のアフィリエイトランキングでは
- 1位:4,173,821円
- 2位:2,994,874円
- 3位:2,931,666円
- 4位:2,244,140円
- 5位:2,046,565円
- 6位:1,859,263円
- 7位:1,799,446円
- 8位:1,735,479円
上記のように、月間で100万円以上稼ぐ個人アフィリエイターが多くいます。
ジャンルも、ギフト、写真、服など様々で、まだまだ個人が稼げる土俵が多く、アフィリエイトがオワコンだなんてことを感じさせません。
②:アフィリエイト市場は拡大している
アフィリエイト市場は、衰退するどころか年々拡大しています。
株式会社矢野研究所の調査によると、アフィリエイト市場は年々規模が大きくなっており、この先もさらに伸びていくことが予想されています。
市場が伸びているということは、アフィリエイトで商品紹介をしてもらいたい企業が増えているとも捉えられますので、ますます個人アフィリエイターの活躍の幅が広がることに繋がります。
データを見るかぎりでは、アフィリエイトがこの先オワコンになる未来は見えませんから、これから参入しても遅いということはないでしょう。
③:ニッチなジャンルは個人が強い
アフィリエイトでは個人にしか発信できない内容であったり、何かひとつに優れた趣味を持つ人の場合、十分勝ち目があります。
わかりやすいようにひとつ例をあげて説明します。あなたはボールペンが大好きな「ボールペンマニア」だとします。
いっけんあまり稼げなそうなジャンルですが、ボールペンを色々な角度から詳しく紹介することで紹介料を稼ぐことができます。
なぜだと思いますか?答えは「ボールペンマニアが紹介しているものなら間違い無く良い商品だろう」と思うからです。
このようにインターネットは何かに特化している人、ニッチなジャンルにとても詳しい人が活躍できる場所なんですね。
「自分の好きなこと」や「ずっと続けている趣味」などを活かすことで、オワコンと言われる今でも稼ぐことができるわけです。
ニッチなジャンルにいまいちイメージが湧かない人は、下記記事を参考にしてみてください。
≫ アフィリエイトの穴場ジャンルを厳選!【初心者でも稼げるニッチジャンル】
④:サードパーティのクッキー問題が解決した
少し難しい専門用語がでてきましたが、簡単にお伝えすると「個人を特定する機能を廃止する」という対応がGoogleから発表されたのです。
すると、アフィリエイトをやってる側の私たちとしては、広告収入が稼げなくなってしまう事態になりかねないのでは?と噂されていました。
しかし、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)側の対応により、この問題については解決しています。
したがって、これまで通りアフィリエイトがオワコンになることなく取り組めるということです。
アフィリエイトで稼ぐためのポイント5つ
それでは、この先アフィリエイトでガッツリ稼いでいくためにはどうしたらよいでしょうか。
いくつかの方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
- 個人のブランドを活かす
- ユーザーファーストを意識する
- SNSを有効活用する
- ロングテールキーワードで勝負する
- 番外編:自社商品を作る
①:個人のブランドを活かす
ひとつ目は「個人のブランド力」にあります。
個人であれば大企業が商品紹介では言いにくいことでも、自分の意見を包み隠さず述べることができます。
たとえば商品やサービスのレビューなどは個人が活躍できるジャンルでもあり、この先も需要が無くなることはありません。
個人のブランド力は大企業に出すことはできないため、正直な商品レビューや、あえて商品のデメリットをきちんと伝えるブログを書くと大きな成果につなげることができるかもしれません。
②:ユーザーファーストを意識する
ユーザーファーストとは、ユーザーにとって有益な記事を書くことを意味します。
アフィリエイトで成果を上げていくには、読者満足度を高めることが大切です。
- 読者の悩みを解決できる記事
- 読者の困りごとを解決できる記事
- 読者の不安・不満を解消できる記事
こういった、ユーザーファーストな記事を書くことで、売り上げがあがります。
質の高い記事を書く方法についてはアフィリエイトブログの書き方をわかりやすく解説!【テンプレで効率化】にて解説していますのでご覧ください。
③:SNSを有効活用する
個人の強みはSNSにもありますので、SEOからの集客にこだわる必要はありません。
SNSのフォロワーが増えて影響力がつけば企業の目について商品紹介の依頼や、広告掲載の相談が届くこともあります。
Twitter、Instagram、TikTokなどは個人が活躍できるプラットフォームであり、ひとつの投稿で10〜100万円単位で稼ぐ人もいます。
SNSは一度話題になれば爆発的に伸びるので、その時のアフィリエイト収益も大きく増加が見込めます。
そうすると必然的に実績もつきますから、その実績を自分の価値として利用すれば倍々ゲームのように収益を増やすことも可能になるかもしれません。
また、SNSアフィリエイトに特化したASPにマネートラックというところがあります。
Twitterへアフィリエイトのリンクをワンタップで掲載できるので、とても手軽にSNSアフィリエイトが行えます。
実際に僕自身も利用したところ画像のように稼ぐことができましたので、無料登録をしてTwitterで呟いてみてくださいね。
④:ロングテールキーワードで勝負する
ロングテールキーワードとは、いくつかの複数後からなる言葉から検索されるワードのことを指します。
少し難しいですが、この記事を見ているあなたもロングテールキーワードで検索をしたことがあると思います。
たとえば「チャーハン パラパラ 作り方」や「カレー 隠し味 スパイス」などといった具合に、いくつかの言葉を掛け合わせて検索したことがないでしょうか。
上記の複数の言葉が「ロングテールキーワード」でして、これらを上手に探してブログを書くことがアフィリエイトで稼ぐポイントのひとつです。
どうやって探せばいいの?という人は下記記事を参考にご覧ください。
≫ ロングテールキーワードとは?探し方や選び方をわかりやすく解説!
⑤:番外編:自社商品を作る
最後にひとつ番外編としてお伝えします。
アフィリエイトは実際のところ「広告業」と同じでして「会社の商品を紹介▶︎紹介料をいただく」が、アフィリエイトの構図ですが、実は広告の提供が急に無くなったり、終わったりしてしまうこともあります。
アフィリエイト提携している企業が広告を停止したり、撤退してしまった場合はその商品を紹介しても紹介料はいっさい貰えなくなってしまうんですね。
そうなってしまった場合は、ボランティアで企業の商品を紹介していることと同じです。
では、そうなってしまった時にどうすれば良いか。解決策は「自社商品を作ること」です。
自社商品と聞くと何だか、たいへんな物に感じますが、そんなことはありません。
たとえば、僕はブログ・アフィリエイトで稼げた経験をもとに「ブログ・アフィリエイトで稼ぐためのテクニック」をnoteにて販売しています。
他にも、物を売るためのセールスライティングの方法をBrainにて販売しています。
たとえアフィリエイトの広告が停止になってしまっても、こういった自分の商品を持っておけば収入源を確保することが可能ですよね。
アフィリエイトで稼ぐポイントから少し離れたお話になりますが、収益源はいくつかあった方が自分の身を守ることができますので、自社商品の販売も頭の片隅に置いて考えておくと良いですよ。
まとめ:アフィリエイトはオワコンではない!個人の能力を高めることがカギ
本記事では、アフィリエイトはオワコンと言われる理由について解説しました。
最後に本記事の内容をもう一度おさらいします。
アフィリエイトがオワコンと言われる理由4つ
- SEO戦略が難しくなっている
- 新規で始める人が増えている
- 大手企業が参入している
- Googleのアルゴリズムが変化している
アフィリエイトがまだオワコンではない理由
- アフィリエイトで稼げている人は多い
- アフィリエイト市場は拡大している
- ニッチなジャンルは個人が強い
オワコンと言われるアフィリエイトでこの先稼ぐ方法5つ
- 個人のブランドを活かす
- ユーザーファーストを意識する
- SNSを有効活用する
- ロングテールキーワードで勝負する
- 番外編:自社商品を作る
現状、個人でのアフィリエイトは厳しくなった感は否めませんが、個人のブランド力やマニアック性を活かすことでアフィリエイトはまだまだ稼ぐことができるコンテンツです。
本記事をご覧いただき、少しでも疑問が解決できたなら幸いです。
アフィリエイトの始め方は下記記事にて解説していますので、ぜひトライしてみてください。
≫ アフィリエイトの始め方を3つの手順を解説【お得にスタートする方法も】
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