本記事では、このようなお悩みについてお答えします。
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記事のカニバリ(カニバリゼーション)とは別名「記事の共食い」と呼ばれる状況を表現した言葉です。
たとえば同じようなテーマで記事を書いた際に、お互いの記事が同一キーワードで検索エンジンから評価されてしまうと検索順位上昇の妨げになってしまいます。
いわゆる「記事同士が足の引っ張り合いをおこなっている状態」であり、SEOにおいて深刻な状況を意味します。
カニバリを防ぎ解消することでブログ全体の設計を綺麗にできるため、その結果として検索順位上昇が見込めるようになります。
ある程度記事数が増えてきたら確認しておきたいポイントになりますので、本記事を参考にカニバリを覚えて対処できるようになっておきましょう。
それでは早速Rank Trackerで記事のカニバリを確認・対処する手順を解説してきます。
Rank Trackerでカニバリを確認する手順
はじめにRank Trackerでカニバリ記事を調べるための手順を解説します。
- 環境設定から「ランク確認モード」を選択する
- 「キーワードで複数の結果を追跡する」にチェックを入れる
①:環境設定から「ランク確認モード」を選択する
ランクトラッカーの環境設定から「ランク確認モード」をクリックします。
②:「キーワードで複数の結果を追跡する」にチェックを入れる
ポップアップ画面が表示されますので、「キーワードで複数の結果を追跡する」にチェックを入れてOKボタンを押します。
スケジュール自動チェックを設定されている場合は指定の時間になればカニバリの記事がチェックされます。すぐにカニバリを確認したい場合はランキングチェックを手動で行うようにしてください。
Rank Trackerでカニバリを調べて対処する手順
続いて、カニバリしている記事を見分けて対処する手順を解説します。
- カニバリしている記事を見分ける
- カニバリしている記事の対処をする
①:カニバリしている記事を見分ける
「Google.co.jp Rank」の数字の横にある、丸に三つの点が入ったマークを押します。
カニバリしている場合、画像のように複数のURLが表示されます。
僕のブログでは「アフィンガー 値段」というキーワードが2つの記事でカニバリしていることがわかりました。
カニバリしている記事の片方を非公開にし数日後、下記画像の通りマークが消えてカニバリが解消されました。
②:カニバリしている記事の対処をする
カニバリしている記事の対処方法はいくつかありますが、その記事のSEO評価や本当に必要な記事なのか、などを考慮して適切な対処をする必要があります。
SEO評価の低い記事や、そもそも記事が評価されておらずサイト全体の品質低下の原因になっているのであれば記事の削除も有効です。
代表的な対処としては、以下のような形で対応する方法があります。
- タイトルを調整する
- コンテンツの修正をする
- 記事をひとつにまとめる
- noindexにする
- 記事を削除する
サクッとわかるフローチャート
判断基準がわからない場合は「その記事はユーザーにとって必要な記事か?」を基準にしていただくと、判断がつけやすいと思います。
カニバリの具体例を見たい方へ
具体例を見たい方はこちらのGoogleヘルプページの質問とその答えをチェックしてみてください。
イメージがしやすいと思います。
まとめ
Rank Trackerでカニバリ記事を調べる方法について解説しました。
カニバリを特定する方法は他にも、
- GRC
- site:コマンド
- Googleサーチコンソール
などがあります。
検索順位チェックツールを使うことでサクッと手間を取らずに調べることが可能ですので、時間を有効に使いたい方はツールの導入をしてカニバリ対策をしましょう。
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