本記事では、このようなお悩みを解決する記事です。
- ブログ4年目 / 複数ブログ運営
- インスタグラム
- Twitter(X)
本記事の内容
- アドセンスに落ちたブログ50件の特徴を調査
- 収集したデータから改善方法を仮説立ててお伝え
SNSで毎日のように「アドセンス落ちた…」と悲しむブロガーさんを見て「Googleアドセンスに合格するための手がかりを見つける方法はないかな?」と考え「50件分の不合格データ」を1件ずつ手動で集めました。
なぜ不合格のデータを集めたのか、その理由はたった1つです。
- 不合格のデータを元に対策すれば合格に近づけるから
この50件のデータは、これまでにGoogleというボスの前で倒れてしまった仲間たちの輝きです。
苦しくも散ってしまった仲間たちの結晶を拾い集め、もう一度戦術を練り直しましょう。
仲間たちの勇姿を無駄にするわけにはいきません。
ということで、アドセンス合格を目指している人は、本記事のデータを参考にもう一度トライしてみてくださいね。
Googleアドセンスに落ちてしまったブログ【50件のデータを公開】
さて、早速ですがGoogleアドセンスに落ちてしまったブログ50件分のデータを公開しますが、先に収集方法からお伝えしますね。
- データ収集元:Twitter
- 収集先:「最新」タブから新しい順
- 検索ワード:「アドセンス 落ちた」
- 確認方法:ブログにアクセスしてすべて"目視"で1件ずつ確認
確認した項目は「アドセンスに落ちたツイート時」によく話題にあがる下記7つの指標です。
- ブログジャンル
- 記事数
- ブログ開設からの期間
- アフィリエイト広告の有無
- サイトマップの有無
- 問い合わせの有無
- プライバシーポリシーの有無
※収集したブログのURLは運営者への配慮のため非公開にさせていただきます
これらを調査した結果が下の画像です。
リストをわかりやすくまとめた結果はこちら。
Googleアドセンスに落ちてしまったブログ50件分のデータ
・ブログジャンル
▶︎ 雑記41件/旅行2件/ブログ1件/仮想通貨1件/筋トレ1件/美容室1件/釣り1件/学習塾1件
・記事数
▶︎ 平均17記事
・ブログ開設からの期間
▶︎ 平均2.48ヶ月
・アフィリエイト広告の有無
▶︎ 有19/無29/不明2
・サイトマップの有無
▶︎ 有17/無32/不明1
・問い合わせの有無
▶︎ 有34/無15/不明1
・プライバシーポリシーの有無
▶︎ 有38/無11/不明1
※「不明」は集計時に記事の削除が見つかったため計測不能
集計データから「アドセンスに落ちないための対策方法」を仮説立てしてみる
集計したデータを元に改善方法の仮説立てをしてみます。自分のブログと照らし合わせて対策を練ってみてください。
- ジャンルを一時的に特化へ変更してみる
- 記事数ではなくコンテンツの内容を充実させてみる
- アフィリエイト広告を外してみる
- サイトマップを設置してみる
- 問い合わせを設置してみる
- プライバシーポリシーを設置してみる
①:ジャンルを一時的に特化型へ変更してみる
データの集計結果からブログジャンルを「雑記」で運営しているケースが41件と多く見られました。
これをもとにひとつ考えられる対策としては「有用性の高い記事のみを残し一時的に特化ブログにして申請する」です。
わかりやすく例をあげて解説しますね。
たとえば「コーヒー・読書・節約術」の3つを柱としてブログを運営しているケースの場合、有用性が高い情報は「節約術」です。
コーヒーと読書の記事を一時的に非公開にして申請をおこない、効果がでるか試してみましょう。
仮にこの方法で合格できたら、合格後にコーヒーと読書の記事を戻せば良いので、Googleアドセンス合格の目的はクリアできそうです。
②:記事数ではなくコンテンツの内容を充実させてみる
データの結果Googleアドセンスに落ちてしまったブログの平均記事数は「17記事」でした。
結果から考えられる対策としては「17記事以上を公開してから再度申請する」です。
記事数が少ないことで有用性の低いコンテンツと判断されている可能性もありますので、コンテンツの内容をきちんと書き上げて申請して結果を待ってみましょう。
「17記事以上記事を書いて申請したけど落ちてしまった」という人は、コンテンツの内容が薄い可能性が考えられます。
こういったケースの場合はリライトをしてコンテンツを充実させてから再度申請することが望ましいので、下記記事を参考にブログの改善をしてみてください。
≫【完全版】効果的なブログのリライト方法【注意点とポイントも解説】
≫ 読みやすいブログ記事を書くため秘訣とは?【鉄則とコツを紹介】
③:アフィリエイト広告を外してみる
アドセンスに落ちた人が気にしているケースのひとつに、アフィリエイト広告掲載の有無があります。
データの結果は「有19/無29」でしたので、掲載していないブログの方が多いことがわかりました。
実際のところ、どちらが正解というのはわかりませんが、広告設置の許可をもらおうとしているのに、すでに広告が張ってあったらGoogleは良い気持ちにはならないと考えられます。
あくまで主観的な意見になりますが、一時的にアフィリエイト広告を外してから申請して結果を待つ方法も有効かもしれません。
④:サイトマップを設置してみる
サイトマップとは「自分のブログ記事をGoogleに知らせるためのページ」です。
Googleアドセンス合格には設置をした方が良いと、合格者が口を揃えて言うひとつの対策でもあります。
集計データでは「有17/無32」とサイトマップを作成していないブログの割合が多かったので、サイトマップ作成後に再度申請をして結果待ってみるのも良いでしょう。
≫ ブログサイトマップの作り方を解説【2つのプラグインのみでOK】
⑤:問い合わせを設置してみる
問い合わせ設置は「有34/無15」と設置をしているブログの方が多い結果がでました。
問い合わせページもサイトマップ同様に設置した方が良いと言われていますので、作成後に再度アドセンスに申請してみましょう。
問い合わせページの作成は「Contact Form 7(コンタクトフォームセブン)」のプラグインをインストールするだけで簡単に作成できます。
初心者でもサクッと作れますので試してみてください。
⑥:プライバシーポリシーを設置してみる
プライバシーポリシーは「有38/無11」と多くのブログがきちんと設置していましたが、一部のブログでは設置がされていない結果が出ました。
プライバシーポリシーの記載はブログを始めたら必須ですので、固定ページで作成しブログに公開後もう一度アドセンスに申請をしてみましょう。
またプライバシーポリシーは1から作成すると大変ですので、ひな形(テンプレート)で代用してもOKです。
もしプライバシーポリシーをまだ設置していない場合は、下記エックスサーバーのサイトを参考に設置してみてください。
≫【ブログに必須!】プライバシーポリシーと免責事項の書き方 - xserver
Googleアドセンスに落ちたブログの特徴を深掘りします
データをご覧いただいてすでに対策を進めている方もいると思いますが、この先は筆者である僕の意見と対策を深掘りしてお伝えします。
とはいえ、僕がGoogleアドセンスに受かっていないと信憑性がないと思いますので、先に合格時の画像を張っておきますね。
さて、さっそくですが50件のブログを一つひとつ見ていく中で、アドセンスに落ちてしまうブログには、いくつか共通する特徴があることに気がつきました。
- 記事の内容に独自性がない
- 記事の内容が薄く有用性がない
- 日記のような記事を書いている
記事の内容に独自性がない
アドセンスに落ちてしまうブログの特徴ひとつ目は「記事の内容に独自性がない」です。
独自性というのは、独創的とかオリジナルという意味です。あなたにしかない個性ともいえます。
アドセンスに落ちてしまったブログを見ていると、独自性があまりない記事を書いている人がとても多い印象を受けました。
たとえば「美味しいチャーハンの作り方」を記事にした場合
- 卵を炒める
- ご飯を入れる
- お好みの具材を入れる
- 塩コショウでできあがり
上記の内容で書いてある記事に独自性はありませんよね。なぜなら「誰もが知っている基本的なチャーハンの作り方」だからです。
では、下記のように変えてみたらどうでしょう。
- フライパンを100度以上まで温めます
- 卵を炒める前に油を多めにひきましょう
- ご飯はあらかじめレンジで熱々に温めてから入れるとパラパラになりやすいです
- 具材はなるべく細かくきざむことで混ざりやすくなります
- 最後に味付けで塩コショウの他にオイスターソースを入れるとお店のようなチャーハンが作れます
グッと独自性がある文章に変わったのがわかるかと思います。
独自性はブログの魅力を出すための大事な要素ですので、Googleアドセンス合格のためにも意識しながら記事を書くと良いかもしれませんね。
記事の内容が薄く有用性がない
アドセンスに落ちてしまうブログの特徴ふたつ目は「記事の内容が薄く有用性がないこと」です。
記事の内容が薄いとは、言葉の通り「読んでもあまり意味がない記事」ということですね。
ちょっとキビシイかもしれませんが、あなたの書いた記事を自分で読み直してみて有用性があると感じますか?もし、有用性を感じなかったらGoogleもそう感じているでしょう。
有用性とは「役に立つこと」の意味ですので、言葉の通り役に立つ記事を書かないとGoogleに認めてもらえません。
役に立つ記事は万人受けする記事ではなく、誰か一人のために役立つ記事でもいいんです。
初心者にありがちなのは「みんなの役に立とうとして、薄い内容の記事を書いてしまうこと」でして、こういった記事をいくつ執筆してもアドセンス合格に近づくのは難しいです。
特定の誰かに向けた記事を書く方がよっぽど有用性が高いので、意識してもう一度記事を書いてみましょう。
日記のような記事を書いている
アドセンスに落ちてしまうブログの特徴みっつ目は「日記のような記事を書いている」です。
たとえば「今日のファッション!」や「◯◯ちゃん(ペット)は今日も元気!」のような記事です。
ブログは好きなことを書くメディアですから何を書いてもOKです、しかしアドセンス合格や広告収入を目指すのであれば日記のような記事はNGです。
もしどうしても日記やライフスタイル、自分の成長記録などを書いて合格を目指したいのであれば「成功するまでに至った記録やその過程」を発信しましょう。
- 何を
- どうしたら
- 何が
- どうなったのか
- 結果はこうでした
これらを具体的に考えて、同じ悩みで困っている人に向けて執筆することが大切です。
すると必然的に有用性も生まれるので、日記ブログではなく「誰かのためになるブログ」へ改善することができます。
まとめ
googleアドセンスの審査に落ちた人の特徴を集めて対策方法を解説しました。
アドセンスに落ちてしまう原因を100%突き止めることは難しいですが、対策をひとつずつ試すことで合格に近づくことができます。
今回のデータを元に今自分ができる対策を試してみて、もう一度申請してみてください。
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