本記事では、このようなお悩みを解決できる記事です。
- ブログ4年目 / 複数ブログ運営
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本記事の内容
- ブログのリライト方法
- リライトの手順
- リライト時のポイント
あなたは、ブログのリライトを正しくできていますか?
厳しいことを先にお伝えしますが、適当に当てずっぽうでリライトを行なっていると残念ながらこの先ブログの成長は見込めません。
しかし、リライトを正しく行えるとSEOで検索上位に表示させることが可能になり、集客や売上アップに繋げることができます。
「リライトをきちんと覚えたい!正しいリライトを知っておきたい!」という方は、本記事でリライト方法を確認しましょう。
読み終える頃には一人前のリライトマスターになれますので、最後まで通して読んでみてくださいね。
本記事は内容が多いため、ブックマークしておくと後から読みなおしができるのでオススメします。
それでは、さっそく解説してきます。
前提:ブログのリライトは自分のタイミングでしてOK!
リライトは「自分のタイミングで好きな時にリライトしてOK」です。
記事を公開したあとに気になるところがあったらどんどん修正して問題なしです。繰り返しますが自分のタイミングで好きな時に修正してOKです。
上記の前提をふまえて、リライトの解説を始めます。
ブログのリライトとは?
ブログのリライトとは「過去に投稿した記事の内容を見直して、より良く修正すること」をいいます。
「いや、知ってるよ」と思う人もいると思いますが、下記のような作業を「リライト」と思っていませんか?
誤字脱字の修正、一文だけ書き直す、吹き出しをいれる、などの小規模な修正はリライトとは呼びません。
上記の場合は「書き直し」といったほうが正しいです。
ブログ初心者の人は「リライト」と「書き直し」を混同されている方が多いので、別物ということを理解しておきましょう。
ブログのリライトをする目的3つ
- 検索順位をあげるため
- 古くなった情報を更新するため
- より良いページに仕上げるため
①:検索順位をあげるため
ひとつ目の目的は「検索順位をあげるため」です。
その理由は、狙ったキーワードをリライトして順位をあげることによって、アクセスの増加が見込め、アフィリエイトの収益増加を狙えるからです。
通常、検索結果の10位以内に入らないと、ブログにほとんどアクセスされることがありません。
なぜなら、上位10位までの記事が検索結果のほとんどのアクセスを集めているからです。
上のグラフの通り、1位の記事は28%の人がアクセスしているのに対して、10位はたったの2.5%しかアクセスされていません。
リライトを重ねて検索順位をあげることは、ブログの運営においてとても重要なことだということがわかりますね。
②:古くなった情報を更新するため
ふたつ目の目的は「古くなった情報を更新するため」です。
掲載されている情報が古いままだと、ユーザーに間違った内容を与えてしまう可能性があるので定期的に見直しが必要です。
また古い情報が掲載されていることで、記事の品質が低下し検索順位に影響する場合もあります。
常に情報を更新して読者に新しい情報を届けること、これを「フレッシュネス」といい、最近のSEOにおいては重要視されている指標のひとつです。
新しいアルゴリズムでは、適切だと判断された場合に新しい情報が上位表示されやすくなります。
この変更が与える影響はかなり大きく、全検索の約35%に影響を与えるとのことです。
③:より良いページに仕上げるため
みっつ目の目的は「より良いページに仕上げるため」です。
はじめにリライトとは「過去に投稿した記事の内容を見直し、より良く修正すること」とお伝えしましたよね。
「記事の内容を見直し、より良く修正する」←ココが大事なところです。
間違った情報を記載していたら修正が必要ですし、コンテンツ内で説明している内容がわかりにくかったら画像や表を使用して分かりやすく読者に伝えることが求められます。
「読者に寄り添った記事の見直しと修正」がより良いページを作るために大切なことです。
ブログのリライト方法を4ステップで解説
- 検索順位を調べる
- リライトする記事を決める
- 加筆や削除する情報を精査する
- リライト後に必ず効果を検証する
①:検索順位を調べる
検索順位を調べるには
- ツールを使う方法
- ブラウザで調べる方法
の2通りあります。
それぞれの特徴をサクッとお伝えしますね。
ツールを使う場合:キーワードの保存が可能。毎日自動で検索順位を確認することができる。
ブラウザを使う場合:キーワードの保存は不可能。毎回キーワードを手入力をして確認しなければいけない。
ツールを利用すると「毎回手動で順位を調べる」という作業の負担を軽減できるので便利です。
リライトする記事が今後どんどん増えていくことを考えると、あらかじめ導入しておくと面倒な作業を減らすことができます。
お手軽に調べたい場合は、WEBブラウザ上で利用できる検索順位チェッカーが無料で使えるので試してみてください。
URLと調べたいキーワードを入力して、チェックするだけでOKです!
クラウド型ツール【番外編】
番外編として「クラウド型ツール」を利用する方法もあります。
2021年10月に新しく発表された「Nobilista(ノビリスタ)」という検索順位チェックツールがあります。
≫ Nobilista(ノビリスタ)公式サイトにアクセスする
Nobilistaを実際に利用した時のレビューもありますので、導入前にチェックしてみたい方は参考にご覧ください。
≫ Nobilista(ノビリスタ)のレビューと評判【登録方法と使い方も解説】
②:リライトする記事を決める
順位を調べ終わったら、リライトする記事を決めましょう。
リライトポイントの項目で詳しく説明しますが、基本的に「10位〜50位」くらいまでの順位がついている記事をリライトしましょう。
50位以降の記事の場合は、リライトよりも新しく記事を書き直すか、大幅に記事の内容を変更したほうが良いのでリライト対象外です。
③:加筆や削除する情報を精査する
順位の確認ができたら、記事の内容を見直して修正をおこないます。
具体的な流れは以下のように進めると良いですよ。
- 上位記事と自分の記事を比較する
- 自分の記事に足りない情報を加筆する
- 必要のない情報があれば削除する
- 図や表などを挿入してわかりやすくする
- 関連記事の内部リンクを貼る
- 文章のテンポや行間を整える
①の上位記事との比較方法はブログで競合分析をする方法【無料ツールだけで可能です】にて、わかりやすく解説していますので、後ほどチェックしてみてください。
②の「自分の記事に足りない情報を加筆する」は「上位記事にある情報を自分の記事に書き加える」という意味ではありません。
「自分の記事に足りない情報は何か?」という視点で考えて加筆するという意味です。少し難しいですが、脳に汗をかきつつ色々な角度から考えてみましょう。
上位記事の内容を少し書き換えて使ったり、上位記事の内容をリライトして自分のものにしたりするのはダメですよ。
加えて、記事の内容が
- ニーズを把握して回答できているか
- 読者が満足する記事に仕上がっているか
上記を意識して情報を精査しつつリライトしてみましょう。
読者ニーズの調べ方は、下記記事を参考にどうぞ。
≫ 顕在ニーズと潜在ニーズの違いや調べ方をわかりやすく解説!
④:リライト後に効果を検証する
リライトを終えたら必ず効果検証をすることが重要でして、逆に検証をしなかったらリライトをする意味がないです。
初心者でもできる簡単な検証方法としては、以下のように記事の順位を確認することです。
- リライト後に順位が下がった → リライトが間違っている
- リライト後に順位が上がった → リライトが正しく出来ている
リライト直後は順位が大幅に変わる場合があります。リライトしてから2ヶ月程は順位の計測をしましょう。
順位が落ち着いてくると大きな変動はしなくなりますので、もしリライトが上手くいってなかったらもう一度リライトをしてみましょう。
記事順位ごとのブログリライト方法
続いて、記事順位ごとのリライトのポイントを解説していきます。
むやみやたらにリライトすると効率が悪いので、しっかりとポイントを押さえて修正をしてきましょう。
1位(リライトしなくてOK)
狙っているキーワードで現在の記事順位が1位なら、基本的にはリライトしなくてもOKです。
もし、現状1位の記事をリライトしたかったらしてもOKです。しかし、今の記事の内容が評価されて1位になっているので、大幅な内容の変更にだけは気を付けましょう。
2〜10位(惜しい!もう一度記事を見直してみよう)
2位〜10位の場合は、かなり正解に近い内容で記事が書けていますが、あと一歩というところまできているので、もう一度記事の内容を見直し修正できるところを探してリライトしましょう。
しかし、いくらリライトしても順位が上がらない場合は、ドメインパワー(Webサイトのレベルみたいなもの)が弱かったり、競合サイトが強すぎる可能性が考えられます。
そういった場合はゆっくりと自分のブログを育てる他ありませんので、気長にやりましょう。とお伝えしたいのですが、どうしても上位(1位)を取りたいですよね。
対策方法としては「被リンクを獲得する」ことが有効です。
被リンクとは「自分のブログにリンクを張ってもらうこと」でして、第三者に自分のブログを紹介してもらうことで高評価につながり、検索順位の上昇が期待できます。
しかし、被リンクの獲得は初心者にとって簡単なことではありませんので、いくつか獲得するための方法を紹介します。
- 面白い記事や他にはない鋭い内容の記事を書く
- 無料のコンテンツを作成する
- 企画を行う
それぞれサクッと説明します。
面白い記事や他にはない鋭い内容の記事を書く
エンタメ要素の強い記事や、他のブログでは書いていない鋭い内容で記事を書くと、その記事が紹介されて被リンクを獲得できることがあります。
無料のコンテンツを作成する
たとえば「文章が下手でも確実に上手く書けるテンプレート」などのコンテンツを作成し、ブログに設置しておくことで、記事が紹介されて被リンクを獲得することがあります。
企画を行う
「ブログのカスタマイズ事例を紹介」などの紹介記事を書くことで、紹介したブログから被リンクを獲得することも可能です。
上記のような方法で、被リンクの獲得をすることが可能です。
実際に被リンクを獲得したところ、徐々にドメインパワーがあがり、リライト後にSEO順位の上昇が確認できましたので、かなり有効な施策だと考えて良いでしょう
被リンクを獲得してドメインパワーを上げる方法は下記記事でわかりやすく説明していますので、参考にしてみてください。
≫ ドメインパワー0から21.2まで上げた手順【施策全公開】
11〜30位(記事の内容がちょっと薄いかも)
11位〜30位の場合は、記事の内容が薄い可能性がありますので、もう少し内容について詳しく説明したり、肉付けしてあげて記事のレベルアップをするイメージで取り組んでみましょう。
検索意図にマッチした内容は書くことができているけど、答えが十分じゃないという感じです。
31〜50位(あれれ?情報が不足しているよ)
31位〜50位の場合は、圧倒的にコンテンツの内容が不足している可能性が高いです。
もう一度狙っているキーワードの上位記事1位〜10位までを読み込んでみましょう。
検索意図に対してマッチした内容は執筆できているので「コンテンツを充実させることにフォーカス」してリライトをしましょう。
検索順位が低いということは、逆にリライトのしがいがあるのでリライトのコツもつかみやすいですよ。
積極的にリライトをおこない、ガンガン順位をあげましょう!
ブログをリライトをするときの注意点3つ
ブログをリライトをするときの注意点3つをお伝えします。
これからお伝えする注意点だけ覚えておけば、間違ったリライトをしないで済むのでしっかりチェックしてみてください。
注意点①:やみくもに内容を追加・削除しないこと
リライト初心者にありがちなことですが「適当な内容の追加と削除」はやめましょう。
こういった方法で記事の内容を変更するのはリライトとは呼びません。気分で書き換えてるだけです。
- どういった内容が不足しているのか?
- 他に必要な情報を追加できないか?
- 読者が求めている回答は何なのか?
上記のようにきちんとリサーチをして、必要な情報を届けられるようにしましょう。
ブログ初心者の多くがやみくもにリライトを行っているので、しっかりと目的をもってリライトをするように心がけてくださいね。
注意点②:文字数を増やすことにとらわれないこと
「リライト後は必ず文字数を増やさなければいけない」なんてことはありません。
文字数が多いとSEOに効果的と言われていますが、無益な情報や記事の内容と関係のないコンテンツを記載することは品質の低下に繋がります。
「選定したキーワードに対してしっかりと応えることができているか?」が重要ですので、文字数にとらわれてむやみに増やさないようにしましょう。
注意点③:独自性や網羅性を意識すること
検索上位を獲得するためには「他サイトとの差別化」が重要です。
どこにでも書いてあるような内容や、当たり前の情報だけを記載している記事にはあまり価値がありません。
「自分のブログでしか公開していない情報」を加筆することで、あなたのブログの価値が高まりSEOの効果が発揮されるようになります。
まとめ:ブログのリライトを覚えて良い記事を作ろう
ブログのリライトのやり方について解説しました。最後にもう一度手順をおさらいします。
- 検索順位を調べる
- リライトする記事を決める
- 加筆・削除する情報を精査する
- リライト後に必ず効果を検証する
リライトをする上で大事なことは「ユーザーに価値ある情報を届けて、検索結果に120%回答すること」です。
ユーザーが検索したときの悩みや疑問にバッチリと答えられる記事に仕上がっていれば評価されるということですので、本記事の内容をふまえながら、コツコツとリライトを進めて良い記事作りを目指しましょう。
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